💫触れてごらん
小さくて柔らかい赤ちゃんを優しく抱くには、「持ち上げる」や「抱える」という動作ではなく、赤ちゃんに「触れている」という感覚が重要です。
赤ちゃんをあやすのが苦手な人は、持ち上げたりぎゅっとつかむ動作を使っています。
赤ちゃんをあやすのが得意な人は、赤ちゃんの形に沿って保持する力を使っています。
「保持」の方が「動作」よりも重心をコントロールしやすく、抱かれている赤ちゃんは安定感を感じます。
赤ちゃんが懐いてくれないとお悩みのご両親。
赤ちゃんは優しく抱いて欲しいと甘えているだけですから大丈夫。
保持ができると、赤ちゃんに触れる皮膚を柔らかく使えるようになって、触れているという感覚がより一層濃くなります。
その時には、赤ちゃんの満面の笑みに癒されて、育児の疲れなんかは吹っ飛んでいきます。
ご来院いただく皆様において、楽しく幸せな育児となりますこと願っております。